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試聴
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プログラムを作 るに当たって、母が口ずさんでいたものを全て集めました。それらの歌は母の人生を語っています。私は母の人生を見つめました |
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奈
良ゆみ
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奈 良ゆみは、その母が亡くなって初めて、母の記憶が唄の記憶と切り離せないことに気が付いた。詩があまりに身近で過ごしていたことをか えって強く想起させることは珍しくない。気ままな歌が実は、母が一番娘に伝えたかった琴だったかもしれないと思えてきた。歌が実は自 伝だったのかもしれないと思うようになった。それは現代音楽のスペシャリストがステージで聞かせる歌ではない。忘れかけていた旋律 は、こうして新たな姿をとって、歌手の前に再び現れた。母のレパートリーではなく、自分のレパートリーとして。母と自分を結ぶ『布の 帯』として。 |
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細
川修平
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